科学研究費補助金 新学術領域研究「新海洋像:その機能と持続的利用」

イベント

国家管轄圏海域外の海洋生物多様性(BBNJ)に関する国際シンポジウム:海の恵みを国際管理するための科学と政策

2016年12月10日(土)
東京大学農学部弥生キャンパス中島ホール

9:30-10:00 開会挨拶およびBBNJに関する自然科学分野の研究成果概要 古谷 研(東京大学)
10:00-10:40 人々が海洋保全に貢献しようとする動機は何か? 脇田和美(東海大学)
10:40-11:20 BBNJに関する交渉プロセスを形作る要因は何か? Robert Blasiak(東京大学)
11:20–12:00 BBNJ新協定:交渉における主要論点 長沼善太郎(外務省)
昼食
13:00–13:40 地域漁業管理機関(RFMOs):漁業管理と生物多様性 Stefan Asmundsson(NEAFC:北東大西洋漁業委員会)
13:40–14:20 BBNJ交渉プロセスと国際合意の重要性 Rishy Bukoree(モーリシャス政府国連代表部)
14:20–15:00 BBNJ交渉における地域漁業管理機関(RFMOs)の役割 Peter Flewwelling(NPFC:北太平洋漁業委員会)
休憩
15:30–16:10 BBNJに関する法的拘束力ある国際文書:今後の展望 西本健太郎(東北大学)
16:10–17:00 総合討論 八木信行(東京大学)
17:20– レセプション
開催者

主催:科学研究費補助金新学術領域「新海洋像:その機能と持続的利用」・東京大学海洋アライアンス

 

協賛:日本水産学会水産政策委員会

 

助成:日本財団

趣旨説明

2015年の国連決議では、国家管轄圏海域外の海洋生物多様性(BBNJ)について、国連海洋法条約の下での法的拘束力を有する文書を作る作業に着手することが合意された。準備会合は2016-17年に少なくとも4回会合が開催され、2018年以降に政府間会合が開始される状況となっている。今回の国際シンポジウムでは、この最前線の状況を確認するとともに、今後の合意形成に向けた科学と政策の接点などについて理解を深めることとしている。

言語等

発表は基本的に英語となる。ただし日本語の同時通訳付き。発表内容は個人の意見であり、必ずしも所属組織の公式見解とは限らない。

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